ひらがなからカタカナに一括で変換するマクロ - コピペでVBA(Excel)

こちらの記事はエクセルVBAをあまり知らない方でも利用できる「コピペでVBA(Excel)」としてもご活用できます。詳しくはこちらをご確認ください。

「コピペでVBA(Excel)」の概要と使い方
「コピペでVBA(Excel)」の概要と使い方
「コピペでVBA(Excel)」とは? エクセルVBAの知識がない人でもコードをコピペするだけで便利な処理が使えることを目指しています。汎用性のありそうなコードを順次公開していき
2018-02-12 14:00
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このマクロの解説

このコードを実行すると、選択範囲のセルの文字をすべて"ひらがな"から"カタカナ"に一括変換できます。もともとカタカナである文字は特に変化はありません。

このマクロのコード

Private Sub katakana()
    Dim c As Range
    For Each c In Selection
        c = StrConv(c, 16)
    Next c
End Sub

※コードをコピーする時は、右上のアイコンをクリックしてください

このマクロを使う理由

ひらがなとカタカナの変換をする関数はエクセルにありません。ふりがな設定などを利用すると出来なくはないですが、マクロのほうがずっと簡単です。

プラスワン

StrConv(c, 16)の値の数値を変更すると他にも色々な変換が可能です。32を指定するとカタカナからひらがなへ変換できます。コードを追加すれば、カタカナにしつつ全角にするなどの変換もできます。
以下の表の値をご利用ください。値の代わりに定数を指定しても結果は同じです。

定数内容
vbUpperCase1文字列を大文字に変換します
vbLowerCase2文字列を小文字に変換します
vbProperCase3文字列の各単語の先頭の文字を大文字に変換します
vbWide4文字列内の半角文字を全角文字に変換します
vbNarrow8文字列内の全角文字を半角文字に変換します
vbKatakana16文字列内のひらがなをカタカナに変換します
vbHiragana32文字列内のカタカナをひらがなに変換します
vbUnicode64システムの既定のコードページを使って文字列をUnicodeに変換します
vbFromUnicode128文字列をUnicodeからシステムの既定のコードページに変換します
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